【知財2級】受験体験記|難易度・勉強法・おすすめテキストを解説!

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法律系資格
ことパパ
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こんにちは!ことパパです。


今回は、知的財産の基礎を学ぶのにおすすめの資格「知的財産管理技能検定2級」について、実際に受験した体験をもとに詳しく解説します!

本記事では次の疑問をすっきり解決できる記事になっていますので、ぜひ最後まで読んでください。

  • どんな資格か?
  • 難易度、勉強時間は?
  • 勉強のスケジュールは?
  • おすすめの教材は?
  • どんな勉強をすればいいの?
  • 受験してみてどうだった?

1.資格概要

1-1|知的財産管理技能検定とは?

知的財産管理技能検定は、知的財産(特許・商標・著作権など)の適切な管理や運用に関する知識を問う国家検定試験です。

企業の知財部門や法律関連の専門家、または知的財産に興味のある人に最適な資格です。

1-2|試験の目的

この試験の目的は、知的財産の適切な管理・運用を行うスキルを持つ人材を育成し、企業や個人が知財を有効活用できるようにすることです。

1-3|資格概要

項目内容
級別1級(指導的な立場での知財管理)
2級(専門的な知財管理)
3級
(基礎的な知財管理)
試験科目学科試験(法律・制度の知識)
実技試験(実務対応能力)
問題数・試験時間
・合格基準
学科試験:40問・60分・満点の80%以上
実技試験:40問・60分・満点の80%以上
試験の実施時期年3回(3月、7月、11月)
試験形式
筆記試験または、CBT試験
受験資格3級:知的管理業務に従事している者、
   あるいは従事しようとしている者。
2級:実務経験、3級合格、ビジネス著作権
検定上級の合格等が必要

1級:実務経験が必要
試験の実施機関一般社団法人知的財産教育協会
合格率3級:約60〜70%
2級:約30〜50%
1級:約10〜20%

「3級技能検定の合格者」を受検資格とすることができるのは、3級技能検定の合格日が、2級技能検定が実施される日の属する年度及びその前年度並びに前々年度に属する場合に限ります。
”知的財産教育協会HPより引用”

2.おすすめ勉強法!

すでにかなり前に合格済みなので、自分が改めて受験し直すならどうするか、考えました!

2-1|独学で合格したい場合

2-1-1|おすすめ教材

TACスピードシリーズのテキスト&問題集

事例ベースで理解しやすい
問題集は過去問題だけでなく予想問題も収録
解説がわかりやすい

2-1-2|スケジュール

知財2級の勉強期間は一般に一般的に50時間程度、期間としては1~2ヶ月程度と言われているため、1ヶ月を目安にスケジュールを作成しました。1ヶ月×1.5時間=45時間程度を想定しています。

3級合格者を想定しています。

2-1-3|スケジュールのポイント解説

ポイント①最初からテキストはみない!

最初からテキストは見なくてOKです!心配な方はざっと目を通してから進めても良いです。

いきなり問題集を解いて、間違えた部分をテキストで確認するのが効率的です。

テキストは270ページくらいで薄いですが、ここで時間を取られてアウトプットする時間がなくならないようにしましょう。

ポイント② 問題集を3回転する!

問題集から解くのに不安があるかもしれませんが、試験の典型的なパターンを覚えるためにも有効です。

知財2級の出題される問題は似たような内容なので、何度も繰り返して解くことで、合格へ最短距離ですすめます!

実技については一部穴埋め問題が出たりしますが、筆記試験とほぼ同じ知識を問われているので、問題にさえ慣れておけば大丈夫です。

ただ、学科の知識が前提になるので、学科→実技の順で問題集をこなしていきましょう。

進捗の目安としては、問題集を3回転はしたいので次の表のとおり1日69ページ程度こなしていきましょう。

ここまでこなせば十分合格可能な点数が取ることができると思います。

2-2|講座を受講して合格を目指す方

しっかり理解したうえで合格したい方は、TAC等の講座を受講してじっくり学ぶのがオススメです。

私はこの方法で合格しました。

2-2-1|講座の種類

TACの場合、次のWeb通信講座があります。最新情報や詳細はTACの公式HPでご確認ください。

資格の学校TAC

2級オンライン本科生

講座名講義回数金額教材
Web通信講座
(問題集付)
全8回
実力テスト1回
41,800円2級基本テキストVer14.0
実力テスト(学科・実技)問題・解答解説冊子
知的財産管理技能検定スピード問題集(2級学科)
知的財産管理技能検定スピード問題集(2級実技)
Web通信講座
(問題集無)
全8回
実力テスト1回
39,600円2級基本テキストVer14.0
実力テスト(学科・実技)問題・解答解説冊子

違いは次の問題集がついてくるか、ついてこないかだけの違いです。

  • 知的財産管理技能検定スピード問題集(2級実技)
  • 知的財産管理技能検定スピード問題集(2級学科)

2-2-2|メリット・デメリット

初心者でも理解しやすい丁寧な解説
試験に出るポイントをしっかりカバー

スキマ時間に学習可能!

お金がかかる

合格するだけであれば独学で十分可能なので、時間をとってしっかり理解したい方向けの方法です。

3.受験体験談

3-1|受験動機

3級を取得できたので忘れないうちに2級までとってしまおうと思い受験を決めました。

3-2|勉強期間

26.4時間
(知財3級勉強時間48.3時間)

3-3|難易度

⭐️⭐️⭐️☆☆☆ 普通

合格率約40%

3-4|受験したときの勉強方法

3級の時にはTACのDVD通信で勉強したのですが、他の資格の勉強が立て込んでいた時期だったので、時間を短縮するためにいきなり問題集から取り組みました。

3級の時にDVD通信で基礎からしっかり勉強していたおかげか、問題集からの勉強でもさほど違和感は感じませんでした。
特にTACの問題集の場合は、それぞれの問題に丁寧な解説がついているので、合格するためであればこの問題集さえ解けるようになっていれば問題ないと思います。

というよりも、むしろ無駄な部分がないのでこれが一番効率が良いのではないかと思います。

私の場合は時間がなくて学科問題集は1周、実技問題集は最後の20ページくらい解けない状態で受験しましたが、この問題集のおかげで無事「学科87%」、「実技87%」で合格することができました。

3-5|感想

2級の合格基準が80%以上という厳しい条件の試験だということは事前に調べてしていたので、3級からあまり時間をおかずに2級を受けようと決めていました。

受ける前はかなり不安なところもあったのですが、基本的には3級の問題と範囲はさほど変わらないので、TACの問題集さえしっかりこなしておけば合格することもそれほど難しくないと思います。

仕事では設計契約する際に先方案では知的財産を先方に一切譲渡するような内容になっており揉めたり、プライベートでもブログを書くときにも注意しなければいけない内容などもあるので、自分事として興味を持って勉強することができました!

特許や著作権の基礎を学んだことで、契約書や著作権の取り扱いに対する意識も変わりました。

4.まとめ

今回は、知財2級の資格概要、おすすめ勉強法、受験体験記を紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

最後に総まとめをします。知財2級はこんな資格です!

【取得がオススメな人】
知財の基礎を体系的に学びたい人
企業の知財部門や法務部門に従事したい人

【独学の勉強方法】
勉強期間:1ヶ月、45時間
問題集を3回転する

ことパパ
ことパパ

これから受験を考えている方の参考になれば嬉しいです!


それではまた!ことパパでした。

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